「客観力」があなたの人生をラクにする

今日は未来につながる健康法として育てておくといい「客観力」の話。

私は講座の中でもこの「客観力」をつけることが何よりも思考術を高める方法だと話しています。(脳科学ではメタ認知と言います。)

なぜ客観力を高めると良いのか?
理由はあなたの制限や不自由さをゆるくしてくれるからです。

制限や不自由は「固定観念」「執着」などに言い換えることができます。

そしてまた言い換えるとそれらが緩くなることによりあなたの人生がラクになることにつながります。

ところがこれは意識しないとできない方が多いのです。(自然にできている方もいます。)

例えば私のサロンでいえば、施術前のカウンセリングをして「今日の体調はいかがですか?」「どこかしんどいところはありますか」と聞いても分からない方が少なからずおられます。繰り返しになりますが、結構多いのです。

自分がせっかくサロンに受けに来てくれているのに「いま、どこが、どのように、疲れているか?」が分からないということです。

このような方はトリートメント後も「漠然とラクになった」で終わってしまうことがあります。

それはリラクゼーションサロンとして活用していただく分にはもちろん何の問題もありません。

ただ、その一歩先である「未来につながる健康法」「ラクの追求」を目指すのであれば、分かっていた方がいい。

ビフォーアフターがある程度自力で分かるようにならないと「改善」や「変化への気づきと喜び」につながらないからです。

せっかく何かに取り組んでも「ラクになる」そして「楽しくなる」感覚が少ないのはとてももったいないです。

人間の本質上、変化を感じなければ継続できません。

脳科学的には快楽がないと継続できる神経伝達物質がつながりません。

そして継続しないとカラダ作りはできません。継続できないのは意志力ではありません。

そういう仕組みを知らないだけです。

なぜ「客観力がないのか?」
それは鈍感だ、とか、知識がないから、ではなく「注意が自分に向いていない」というだけです。
そして人間はそんなものです。


実際にサロンで施術を受けて「自分が疲れていることに気づいた」という方は多いです。

人間は「外から情報」を取り入れるのは簡単ですが「自力で気づく」ことは注意を向けないとできないのです。

それが難しいかといえばそうではありません。観察することは誰でもできます。
練習して慣れていけば観察することは誰でもできます。

「客観的に」自分のカラダを観察してみてください。

鏡で体型や肌の色やツヤを見てみる、触れてみる、食前食後はどうか?、睡眠や起床時はどうか?、日中の姿勢はどうなっているか?
ご自身がやりやすいところからでいいです。

この「客観力」は全てのことにおいて基本となり応用できると言えます。
そしてこれからの未来にその客観力が大切になるのは間違いないでしょう。

やっていて損はないのです。
むしろいい練習で、脳の超有効なトレーニングになります。



Maki



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