農薬はダメ、ワクチンはダメ、遺伝子組み換えはダメ、原発はダメ、抗生物質はダメ、プラスチックはダメ、5Gはダメ、西洋医学はダメ、、、
玄米菜食は良い、ヴィーガンは良い、豆乳は良い、フェアトレードは良い、フルーツは良い、ヨガは良い、自然療法は良い、、、
何が正解か?はさておき、タイトルにもあるように「イメージ」だけで「良い、悪い」の極論にたどり着いている方が多いように感じます。
ちゃんと「情報」を収集している、という方もいると思いますが、イメージ先行の状態で情報収集するとその情報自体が偏ってくると思うんですよね。
例えば、脱プラスチックのために紙ストローにする、レジ袋をやめてエコバッグにする。
一見環境に良さそうなイメージですよね。実践されている方も多いと思いますし、社会的にも常識になってきています。
でも、
紙ストローによる森林伐採はどう考えているのか?
レジ袋は燃やしても環境ホルモンが出ない高品質のものが出ているにも関わらず、環境ホルモンが発生するエコバッグがたくさん販売されている。
エコバッグは5年ほど使用することで初めてレジ袋削減の効果が出るというデータがあります。
5年間も一つのエコバッグを使用する人ってどれだけいるでしょうか。
一つを何年も使用することなく、おそらく買い換える方やいくつもエコバッグを所有している人がほとんどでしょう。
そういう私自身も2つ持っています。今3年目、あと2年持つまでに破けてしまいそうです。2つ持っているから、10年か。
レジ袋が有料化されてから「エコバッグ」はどこのお店でも大量生産の売れ筋商品であることは明らかでしょう。
そしておそらく脱プラのためにエコバッグを推奨している方は大量生産に反対しているでしょう。
だからと言ってプラスチックを乱用していいというわけではないですが。
先入観、偏向によるイメージやそこからの情報収集ではなく、物事を捉える時にはデータと統計が必要だということです。それがないと問題の本質が知識で判断ができない。
「イメージ」だけで中途半端な正義感をふりかざして偽善をすることが1番世の中を悪くする。
そういう私もやってきたのですけど、悪意がないからこそ、タチが悪いとも思えるのです。